クラミジアが引き起こす症状とは。感染原因と正しい治療法を知ろう

クラミジア肺炎とは

クラミジア肺炎は大人が発症することはほぼありません。
母親の影響で新生児や乳児に発症するケースがほとんどです。

母体感染から発症してしまう可能性が高い為、妊娠時、および授乳期に細心の注意を払う必要があります。

クラミジアによる肺炎はどのようにして起こる?

母親から子供への感染もある
人から人へ気道を経由して起こる肺炎。
喉や気管支にクラミジアが滞留し、呼吸器に感染することからクラミジア肺炎と呼ばれています。

主に母親の産道感染が多く、気道から採取した分泌物によって発見されます。
健康な母親から急に発症されることはなく、主に子宮頚管を発症している母親から経由して、子がクラミジア肺炎になることがあります。

飛沫感染することはあまりなく、粘膜による感染がほとんど。
空気感染もほぼありません。
ただ飛沫感染の可能性もゼロではなく3、4週間ほど体内に潜伏して軽度の肺炎を発症することもあります。

どんな人がなりやすい?

クラミジアに感染するのは男性が多く若い世代が多い
クラミジア肺炎は小児、または高齢者になる確率が高いです。
急性上気道炎、急性副鼻腔炎、急性気管支炎などをきっかけにさらに悪化し、クラミジア肺炎になることもあります。

一度抗体が体内に入ってしまうと防御機能を作ることができず、何度でも慢性的に発症したり、他者に感染してしまうことがあります。
これまでの調査では男性のほうが発症してしまう比率が多く、6対4ぐらいの割合で男性が多い状況が続いています。

そしてそのほとんどが0歳から14歳、または65歳以上の年齢層で発症しているというデータがあります。

どんな治療が有効?

クラミジア肺炎を発症してしまった場合、抗生剤の投与で治療していきます。
効果があるのはマクロライド系、テトラサイクリン系、ニューキノロン系の抗生物質。

よく処方されている薬はミノサイクリン、ドキシサイクリン等です。
授乳中の女性の場合は子供への影響も考え、比較的作用が弱いマクロライド系の抗生物質が望ましいです。

投与する期間は1週間から2週間ほど。
症状によっては点滴と併用しながら治療するのが良いです。

ちなみにペニシリン系やセフェム系の治療薬だとクラミジアが抑制されず、増殖を阻害することができません。

以上、クラミジア肺炎についてご紹介しました。
大人はなかなか発症しにくい病気ではありますが、出産を経て、慢性的なクラミジア肺炎になってしまう子供が生まれることもあるので、特に妊娠中、授乳中の方は注意が必要な病気です。