クラミジアが引き起こす症状とは。感染原因と正しい治療法を知ろう

妊娠中にクラミジアに!胎児への影響

ここではクラミジアを発症すると、胎児にどのような影響があるのか紹介していきます。
性感染症の中で最も患者が多いと言われるクラミジア感染症。

特に若年層での発症率が目立ち、年1回程度の検査も推奨されているほどです。
クラミジアがどのように胎児に影響を及ぼすのか見ていきましょう!

クラミジアの胎児への影響とは

クラミジアの胎児への影響
クラミジアで胎児への影響が最も懸念されるのが産道感染。
母親がクラミジア子宮頸管炎になっていると、産道を経由して新生児の結膜炎や咽頭炎、肺炎などが起こる可能性があります。

ただし発症したとしてもすぐに抗生物質を投与し、治療すれば症状は治まります。
しかし慢性化すると将来的に発症してしまう可能性は否めません。

また性器クラミジアに感染していると絨毛膜法膜炎を起こし、早産や流産の原因となることもあります。

どのように調べれば良いのか

クラミジア感染症になっていないか確かめるには、妊娠30週までには検査しておく必要があるといわれています。

検査する時は子宮頚管の分泌物、膣分泌液などの成分を検出し、分離同定法や核酸増幅法によって検査します。
特に精度が高いのが核酸増幅法と呼ばれるもの。

検出した成分や物質に病原体が存在していないか確認する方法で、遺伝子の増幅反応を用いた検査方法になっています。
そのため、母体の影響をより鮮明に検査することが出来、胎児への影響を確認することができます。

核酸増幅法を用いた治療ではだいたい3週間から4週間ほどで治療結果が出てきます。

治療には細心の注意が必要

妊婦の治療は最新の注意が必要です
もし妊娠中や授乳中にクラミジアに感染しているとわかったら、胎児への影響がない抗生物質を処方して対処していく必要があります。

処方しても問題ないのはアジスロマイシン(ジスロマック錠)、あるいはクラリスロマイシン(クラリス錠)などです。
ただアメリカではアジスロマイシンは「人への安全性は十分に確認されていない」という意見もあり、アモキシシリン(オーグメンチン錠)を推奨しています。

クラリスロマイシンも「胎児の心血管系に影響があったり、発育遅延につながるのではないか」という報告もあり、国によって処方されている薬が異なります。

そして女性だけでなく、パートナーの検査や治療も必要です。

以上、妊娠中にクラミジアになった場合、胎児にどのような影響があるのか検証してみました。
仮に妊娠中にクラミジアが発症してしまったとしても、子供がその影響を受ける確率は1割から2割程度といったところ。
必ずしも子供に影響が出てしまうわけではないので、あまり深刻に考える必要はないでしょう。
ただし早期治療が必要になります。