クラミジアが引き起こす症状とは。感染原因と正しい治療法を知ろう

クラミジア感染症とは

ここではクラミジア感染症について解説していきます。
日本では若年層を中心に広がっている性感染症の一つです。
男女ともに発症する可能性があり、放置しておくと性器部分に炎症を起こしたり、不妊の原因になってしまうことがあります。

クラミジア感染症とは

クラミジアは羊にも感染する
クラジミア感染症は正式名称「クラミジア・トラコマチス」と呼ばれる真正細菌が目やのど、性器に付着して感染する病気です。

直径300マイクロメートルの球状で出来ていて、人間の目ではとても見えないような極小の細菌。

クラミジアは人間だけでなく鳥類や牛、羊などにも感染し、広域に渡って感染する可能性があります。

クラジミア感染症は性器への感染が有名ですが、他にも慢性角結膜炎、顆粒性結膜炎、エジプト眼炎、鼠径リンパ肉芽腫、オウム病、クラジミア肺炎、気管支炎など幅広い症状が現れる病原体です。

不妊症の原因に

クラミジアは男女ともに発生する
クラミジア感染症を発症してしまうと、不妊症の原因になるとされています。
その理由は骨盤膣内に感染することにより、卵管炎を起こすため。

卵管炎は卵巣から受精卵を子宮に運ぶ時の通路になっている部分が炎症を起こした状態。
受精卵が円滑に流れなくなってしまい、受精しにくくなり妊娠する確率が下がってしまいます。

また、女性だけでなく男性も発症する可能性があります。
男性の場合は尿道炎を発症することがあり、その結果尿道狭窄と呼ばれる尿道が細くなる状態を招くことがあります。

その結果、射精がうまくいかなくなり、不妊症を招いてしまうことも。
クラミジアが尿道に感染しても実際に症状が発症されるまでは2、3週間かかるので、感染した直後は気づくことができないのが実態です。

クラミジアの性質

クラミジアは性行為による粘膜の影響により感染することが多いです。
空気感染や血液感染は今のところ報告されていません。

また細菌自体は60度の温度を10分以上継続すると死滅するので、加熱処理によって撃退することが可能です。
加熱処理によって死滅するため、輸血や血液製剤から感染する可能性はないと考えてよいでしょう。

感染経路としてはセックス、フェラチオ、ディープキスなどの粘膜交換によって相手に感染してしまうことが多いです。

以上、クラミジア感染症について解説しました。
感染しても自覚症状がほとんどないので、細菌が自分に移ったのか分かりにくい病気の一つです。
もし疑わしい要素があれば泌尿器科や婦人科に行って検査してもらうのが良いでしょう。